おうちゃん日記

2019.02.142016年 内科治療。

こんばんは。体調の悪かったおうすけですが、1週間で点滴も外れ、今週に入って食欲も戻り、いつもの元気なおうすけになりました。

ご心配をおかけしました。

 

今日は間があいてしまいましたが、病気になった頃の話の続きです。

 

2016年5月末〜8月 生後10ヶ月〜1歳

 

東大病院から榊原記念病院に、内科治療のため転院しました。

1ヶ月ほど、PICUで管理してもらっていましたが、状態が安定しているので一般病棟に移りました。

 

この頃のおうすけは、寝返りもしなくなっていました。

家ではコロコロ転がりながら、オモチャを取りに行っていたのに、きっと心臓に負担があったのでしょう。

それでも、お兄ちゃんの動画を見せれば嬉しそうに目を輝かせていましたし、キャッキャッと笑えるくらいにはなっていました。

 

内科治療は、心臓を助けるためのお薬や、強心剤の点滴投与。

貧血が酷かったので、輸血も何度か行いました。

一番親として辛かったのが、ミルクを直接飲むことは心臓の負担になるからと、鼻から入ってる胃管で決められた時間に、
新生児が飲むくらいの量しかもらえませんでした。
お腹をすかせていつも足りないと泣いていました。

抱っこでごまかすことしか出来ませんでした。

母として無力でした...

 

けれど、強心剤の点滴が3種類から2つ。2つから1つと減ってきて、このままおうすけなら、治るのでは?!と夢見ていました。

7月の1歳のお誕生日。

一度強心剤の点滴を外してみましょう!と先生から言われて、久しぶりに点滴が外れました!!

 

希望が見えた瞬間でした。

おうすけなら、奇跡を起こせるのでは?!

なんとしてでも家に帰らせてあげたい。そんな気持ちでいっぱいでした。

 

8月初旬

病棟の夏祭りイベント。点滴もなしで参加出来て嬉しかった。

が、しかし、、、夕方から変な咳。どうやら風邪を引いたらしく、夜中に再び強心剤を投与する事になってしまいました。

一度の風邪で、こんなにもあっという間に体調が悪くなってしまうんだ。

心臓はそこまで元気ないのか...改めて実感させられました。

どうかどうか、これ以上おうすけをいじめないで下さいと祈るばかりでした。

 

続きはまた長くなってしまうので、補助人工心臓を装着に至るまでは、別に書きたいと思います。

 

いつもおうすけを応援して頂き、ありがとうございます。



写真は一般病棟に戻れた日。2016年6月末のものです。