前回の続きになります。
2016年5月初め
「心臓移植の出来る病院に搬送します」と言われ、東大病院に搬送されました。
夢の中の話しのような感覚でした。
涙も出ませんでした。
病院で、おうすけは拡張型心筋症で、急性重症心不全であるため、治療して効果がなければ、あと数日かもしれないという事を告げられました。
強心剤など10種類くらいの点滴につながれ、薬で眠らせ、呼吸器もつけられて、ミルクもストップしました。
とにかく心臓を休ませて様子を見るという事だったと思います。
母乳もよく飲み、離乳食も何でも食べていたおうすけが、突然たくさんの管につながれている姿は、本当に辛かったです。
ここから先の約1ヶ月間は、辛すぎて写真も撮れませんでしたので、画像として残っていません。
ただ眠らされていたおうすけに、一生懸命話しかけ、いつかあげられるだろうと、一生懸命母乳を搾乳して、冷凍していました。
我が子が目の前にいながら、抱っこも出来ず、何もしてあげられない…
家に帰ると、おうすけの抱っこ紐、おうすけの椅子、おうすけの布団。
それなのに、なんでおうすけは家にいないのだろう…
この時期はとても辛いものがありました。
不安の中でも、絶対に、元気になって帰ってやる、と強く強く自分に言い聞かせていました。
また続きは長くなりますので、別の日に書かせてもらいます。
日記は辛い内容になってしまいましたが、
今週のおうすけは、点滴も外れ、体調も良く元気に過ごしております。
毎回読んで頂いてありがとうございます。
