おうちゃん日記

2018.11.07病気が発覚した日(2)

前回の続きになります。

 

2016年5月初め

「心臓移植の出来る病院に搬送します」と言われ、東大病院に搬送されました。

夢の中の話しのような感覚でした。

涙も出ませんでした。

 

病院で、おうすけは拡張型心筋症で、急性重症心不全であるため、治療して効果がなければ、あと数日かもしれないという事を告げられました。

強心剤など10種類くらいの点滴につながれ、薬で眠らせ、呼吸器もつけられて、ミルクもストップしました。

とにかく心臓を休ませて様子を見るという事だったと思います。

 

母乳もよく飲み、離乳食も何でも食べていたおうすけが、突然たくさんの管につながれている姿は、本当に辛かったです。

ここから先の約1ヶ月間は、辛すぎて写真も撮れませんでしたので、画像として残っていません。

 

ただ眠らされていたおうすけに、一生懸命話しかけ、いつかあげられるだろうと、一生懸命母乳を搾乳して、冷凍していました。

我が子が目の前にいながら、抱っこも出来ず、何もしてあげられない…

 

家に帰ると、おうすけの抱っこ紐、おうすけの椅子、おうすけの布団。

それなのに、なんでおうすけは家にいないのだろう…

この時期はとても辛いものがありました。

不安の中でも、絶対に、元気になって帰ってやる、と強く強く自分に言い聞かせていました。

 

また続きは長くなりますので、別の日に書かせてもらいます。

 

日記は辛い内容になってしまいましたが、

今週のおうすけは、点滴も外れ、体調も良く元気に過ごしております。

毎回読んで頂いてありがとうございます。